代打でも使いたい…打席が楽しみな投手5人。“自援護”はエースの証? 打撃開眼が勝利への近道
2022/05/19
産経新聞社
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阪神タイガースの西純矢投手が18日、東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初本塁打を放った。今季はバットで存在感を示す投手が数多く存在する。今年打席から目が離せない投手を5人紹介する。※成績は19日時点
西純矢(阪神タイガース)
投打:右投右打
身長/体重:184cm/90kg
生年月日:2001年9月13日
経歴:創志学園高-阪神
ドラフト:2019年ドラフト1位
今季ここまで3試合に登板し、2勝0敗、1完投、20奪三振、防御率2.05の成績を残している西純。高卒3年目の今季投手として頭角を現している期待の右腕だが、「打」の方でも注目を集めている。今季の打撃成績は以下のとおり。
打率.333(9打数3安打)、1本塁打、2打点、OPS1.000(出塁率.333+長打率.667)
野手にも引けを取らないスイングで、登板した全3試合で安打を放ち、5月18日には東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初本塁打も記録した。
創志学園高時代には、高校通算25本塁打をマークするスラッガーとしても脚光を浴び、特にU-18日本代表に選出された「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」では、最多本塁打に輝いた。その打棒はプロの舞台でもさらなる進化が期待される。