【プロ野球交流戦2022】セ・リーグファンの皆様へ。今年のパの要注意選手を紹介します
2022/05/24
産経新聞社
ソフトバンク
ソフトバンクでは藤井皓哉に注目。2014年ドラフト4位で広島に入団するも20年オフに戦力外通告を受け、昨季は四国IL・高知でプレー。主に先発として22試合(145回)を投げ、11勝3敗、180奪三振、防御率1.12をマークし、育成選手としてNPB復帰を勝ち取った。
開幕前に支配下契約となると、ここまで16試合の登板で4勝0敗、2ホールド、防御率0.54と圧巻の成績。16回2/3を投げて奪った三振は24を数える。高い奪三振率は当時のままだが、2年前とは別人と思っておいた方がいいだろう。
ソフトバンクは、藤井の他にも又吉克樹、リバン・モイネロ、津森宥紀ら優秀なリリーフ陣に加え、先発には千賀滉大(抹消中)や“ノーヒッター”東浜巨らが並ぶ。チーム防御率はリーグ4位だが、投手のレベルは相当高い。打撃では、チーム打率が12球団トップの.264。特にリーグ2位の打率.348を誇る今宮健太には要注意だ。