【プロ野球交流戦2022】セ・リーグファンの皆様へ。今年のパの要注意選手を紹介します
2022/05/24
産経新聞社
西武
西武で紹介したいのは、5月13日に支配下登録されたばかりの新星・滝澤夏央だ。関根学園高から育成ドラフト2位で加入したルーキーは、早くも支配下枠を勝ち取った。身長164センチと球界最小だが、その卓越した野球センスでファンを沸かせている。
自打球の影響で抹消された源田壮亮に代わっていきなりスタメン起用されると、2日続けてお立ち台に上がるなど、鮮烈なデビューを飾った。22日の日本ハム戦ではセンター返し3本で初の猛打賞を記録。持ち味の守備は、高卒ルーキーとは思えないほどの滑らかさで、相手チームは源田不在でも全く喜べない状況となっている。
西武は今季、チーム防御率12球団トップの2.48。エース高橋光成を筆頭とした先発陣に加え、平良海馬、増田達至らリリーフ陣も磐石だ。一方の野手陣はなかなかフルメンバーが揃わないが、山川穂高はすでに14本塁打を放つなど打線を牽引している。