【プロ野球交流戦2022】パ・リーグファンの皆様へ。今年のセの要注意選手を紹介します
2022/05/24
産経新聞社
プロ野球最新情報
「日本生命セ・パ交流戦 2022」がきょう24日から開幕。通常のリーグ戦では対戦することのない特別なカードが約3週間続くことになる。この記事では、普段なかなか触れる機会のない他リーグの選手を紹介する。
ヤクルト
ヤクルトの注目選手は木澤尚文だ。ドラ1右腕として期待された昨季のルーキーイヤーは、一軍登板なし。ファームでも22試合の登板で2勝8敗、防御率6.07とプロの高い壁にぶち当たった。
しかし、今季はオープン戦から7試合で防御率3.00と一定の結果を残し、開幕一軍を勝ち取ると、ここまで15試合(22回1/3)に登板し、2勝0敗、防御率1.21、WHIP1.07と高い安定感を誇っている。
またヤクルトは、セ・リーグトップの防御率を誇り、特にリリーフ陣は木澤以外も“カッチカチ”だ。主な救援陣は以下のとおり。
▽主な救援陣の成績
田口麗斗(13回、防御率0.00、WHIP0.85)
マクガフ(17回、防御率0.00、WHIP0.53)
木澤尚文(22回1/3、防御率1.21、WHIP1.07)
今野龍太(12回2/3、防御率0.71、WHIP0.47)
このほかに石山泰稚、清水昇ら実績組もおり、終盤に得点を挙げることは困難を極めるだろう。さらに打つ方でも山田哲人、村上宗隆の最強コンビは健在。山崎晃大朗や長岡秀樹らの存在も光る。