【プロ野球交流戦2022】パ・リーグファンの皆様へ。今年のセの要注意選手を紹介します
2022/05/24
産経新聞社
阪神
阪神の注目選手は西純矢。創志学園高から2019年ドラフト1位で入団した超有望株だ。昨季はウエスタン・リーグで17試合(85回1/3)に登板し6勝3敗、防御率4.11。一軍マウンドも経験し、プロ初勝利も手にしていた。
そんな西純は今季大きく化けそうな予感をうかがわせる。ここまで3試合に登板し、いずれもクオリティスタート(6回3失点以内)を達成。最速150キロを超える速球と切れ味鋭いフォークを武器に、初完投を含む2勝を挙げ、防御率2.05と高い安定感を誇る。打っては本塁打を記録するなど話題に事欠かない。
阪神は西純のほかにも、西勇輝、青柳晃洋、アーロン・ウィルカーソンら防御率1点台の先発を擁する。リリーフでは、湯浅京己が19試合の登板で防御率0.98と手の付けられない状態だ。野手では、チームの主軸・佐藤輝明が今年もインパクトのある活躍を続けている。