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楽天、ロッテからFAの今江獲得発表。人的補償の可能性はあるか

ロッテからFAした今江敏晃の楽天入団が発表された。正3塁手として期待される今江を獲得できたことで、チームの戦力アップが期待される。今江の移籍に伴い、ロッテは金銭補償のみか、さらに人的補償を要求するのか、動向が注目される。

2015/11/27

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捕手は嶋のみ、右の強打者はプロテクト必須

 捕手から考えてみる。怪我人が相次いだ今シーズンは急遽、ブルペン捕手の横山徹と育成契約を交わすなど人材難に陥った。
 しかしプロテクトは正捕手・嶋のみで良いだろう。というのも、ロッテのロースターを見ると育成1名含む捕手7人体制。頭数は十分揃っている。下妻と同年には今季117試合でプレーし正捕手として台頭した田村が、小関と同年には小関より出場数が多い吉田が控える。楽天からわざわざ捕手を獲る必然性がない。

 次に内野手だ。レギュラーの藤田、銀次は絶対。加えて、中川、西田、三好、内田をプロテクトしたい。彼ら4人は現状層が薄いとされている右の強打者候補である。
 中にはポスト今江を目指して欲しい三塁手候補も含まれているため、しっかりリストに盛り込みたい。
 内野ユーティリティの岩崎と阿部を外したのは、どちらかが流出しても新人の吉持や茂木、あるいは三好で穴埋めが効くだろうという判断だ。
 3年ぶりの規定打席到達も攻守で精彩を欠いた後藤は来年38歳。加齢によるパフォーマンス低下を考慮した。

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