【NPB】プロ野球歴代シーズン防御率ランキング6~10位。伝説の一年もランクイン
2022/06/02
産経新聞社
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プロ野球は今季投手の活躍が際立っている。セ・リーグでは、阪神タイガースの青柳晃洋投手、西勇輝投手がそれぞれ防御率1点台の活躍。パ・リーグでも、オリックス・バファローズの山岡泰輔投手と、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が1点台前半の数字をキープしている。
シーズン最優秀防御率の座を争う彼らだが、歴代で見たときに、彼らの数字はシーズン記録としては、いったいどの位置につけているのだろうか。ここでは、2リーグ制以降のシーズン防御率ランキングを紹介する。
10位 稲尾和久(西鉄・1957年) 防御率1.37
投打:右投右打
身長/体重:180cm/80kg
生年月日:1937年6月10日
経歴:別府緑ヶ丘高
10位は「鉄腕」の異名で知られる稲尾和久(1957年)。1リーグ制時代を含むと、歴代34位となる。
同年の稲尾は、シーズン20連勝のプロ野球記録を樹立。この記録は、2013年に田中将大が更新するまで56年もの間保持していた。シーズン記録は、68試合(373回2/3)を投げ、35勝6敗、20完投5完封、288奪三振。史上最年少でのリーグMVP(当時19歳)に輝き、2年連続の日本一に貢献した。