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逸材揃い…2001年生まれの選手5人。大豊作世代!投打に躍動するニュースターたち

2022/12/18

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産経新聞社



石川昂弥(中日ドラゴンズ)

投打:右投右打
身長/体重:186センチ/104キロ
生年月日:2001年6月22日
経歴:東邦高
ドラフト:2019年ドラフト1位
 
 東邦高では、投打の中心としてセンバツ優勝を達成。3球団競合の末にドラフト1位で地元・中日に入団した石川昂。プロでは内野手として勝負することとなった。プロ1年目からファームで打率.278、3本塁打をマーク。7月には早くも一軍デビューし、プロ初打席で初安打を放つなど大器の片鱗を示した。
 
 さらなる飛躍が期待されたプロ2年目だったが、開幕を二軍で迎えると、6月に死球の影響で左尺骨を骨折。シーズン中の復帰は叶わず、一軍出場なしに終わった。
 

 
 今季は、新指揮官の立浪和義監督ら首脳陣から大きな期待が寄せられ、開幕戦に「7番・三塁」で名を連ねた。その後も三塁でスタメン起用され、4カード目にプロ初本塁打を記録。打率こそ2割台前半だったが、4月終了時点で本塁打・打点(4本・16打点)でチームトップの数字を叩き出し、貴重な得点源となった。しかし、5月9日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けて離脱。約2週間後に復帰するも、同27日オリックス戦で走塁時に左膝を痛めて登録抹消。左膝前十字靱帯不全損傷と診断され、シーズン中の復帰は叶わなかった。オフには背番号「2」から「25」へ変更。心機一転のシーズンへ向け、まずは春先の実戦復帰へ照準を定める。

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