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セ・リーグ史上最高のキャッチャー5人。球史に名を刻む最強捕手たち

2022/06/14

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産経新聞社



木俣達彦(きまたたつひこ)

投打:右投右打
身長/体重:173センチ/75キロ
生年月日:1944年7月7日
経歴:中京商-中京大
○ベストナイン:5回(1969-71、77、79年)
○オールスターゲーム出場:8回(1970-71、74-75、77-80年)
 
 中日一筋を貫いた「マサカリ打法」が特徴の木俣。持ち味の強打を活かし、複数シーズンでクリーンアップの一角を担った。プロ2年目の65年に定位置を獲得。69年には33本塁打を放ち、セ・リーグ捕手初となるシーズン30発に到達した。
 
 その後も本塁打を量産していたが、74年に当時の指揮官・与那嶺要氏の下で確実性の向上に着手。同年にキャリアハイの打率.322をマークし、アベレージヒッターへとモデルチェンジした。現役19年間で打率3割を4度(1974、76-77、79年)記録。2桁本塁打は14度(1967-72、74、76-81年)を数えた。

 通算成績は、2142試合出場、打率.277、1876安打、285本塁打、872打点、20盗塁となっている。

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