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ソフトバンクの“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、ホークスレジェンド選手たちの成績は?

2022/06/19

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産経新聞社



蔭山和夫(かげやまかずお)

投打:右投右打
身長/体重:166センチ/64キロ
生年月日:1927年1月16日
経歴:市岡中-早稲田大
〇新人王(1951年)
〇ベストナイン:2回(1951-52年)
〇オールスターゲーム出場:4回(1951-54年)
 
 リードオフマンとして打線を牽引した蔭山。鉄壁を誇った「100万ドルの内野陣」のホットコーナーを担い、攻守に高い貢献度を誇った。ルーキーイヤーからレギュラー格となり、打率.287、25盗塁の成績で新人王を受賞。「1番・三塁」を主戦場とした翌51年は、打率.315、42盗塁、出塁率.403をマークし、リーグ優勝の原動力となった。同年から2年連続ベストナインを受賞。その後もレギュラーとして南海黄金期を支え、59年に引退後はヘッドコーチに就任。名将・鶴岡一人(山本一人)の名参謀と呼ばれた。

 通算成績は、1044試合出場、打率.264、881安打、53本塁打、302打点、214盗塁となっている。

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