ソフトバンクの“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、ホークスレジェンド選手たちの成績は?
2022/06/19
産経新聞社
松田宣浩(まつだのぶひろ)
投打:右投右打
身長/体重:180センチ/86キロ
生年月日:1983年5月17日
経歴:岐阜・中京高-亜細亜大
ドラフト:2005年大学生・社会人ドラフト希望枠
〇ベストナイン:1回(2018年)
〇ゴールデングラブ賞:8回(2011、13-19年)
〇オールスターゲーム出場:7回(2011-13、15-18年)
〇ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場:2回(2013、17年)
〇WBSCプレミア12出場:2回(2015、19年)
強いキャプテンシーでチームを鼓舞する“熱男”。豪快な打撃、アグレッシブなプレーで長らく主力を担っている。プロ3年目の2008年にレギュラーを獲得。翌年は故障に泣いたが、10年以降は正三塁手として確固たる地位を築いた。特に15年には本塁打王争いを演じ、惜しくも受賞は逃したが、打率.287、自己最多の35本塁打、94打点をマークした。同年から5年連続全試合出場を果たし、17年からの4年連続日本一の原動力に。守備面でも高い貢献度を誇り、21年終了時点で三塁手歴代最長の7年連続、最多8度(2011、13-19年)のゴールデングラブ賞を戴冠。輝かしい実績を残す一方で、過去2シーズンは攻守にやや精彩を欠いており、22年は完全復活を誓う。
2021年終了時点の通算成績は、1867試合出場、打率.266、1811安打、301本塁打、984打点、134盗塁となっている。
今回挙げた5人の他にも、森下正夫(整鎮)、バディ・ピート、富田勝、2022年シーズンからチームの指揮を執る藤本博史などが強い存在感を放った。