日本ハムの“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、ファイターズレジェンド選手たちの成績は?
2022/06/18
産経新聞社
日本ハムの歴代ベストナイン・三塁手部門
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(北海道日本ハムファイターズ・三塁手編)
西園寺昭夫(さいおんじあきお)
投打:右投右打
身長/体重:170センチ/68キロ
生年月日:1937年10月31日
経歴:熊本工-東洋レーヨン
〇オールスターゲーム出場:2回(1959、61年)
俊足強打を誇った西園寺。入団3年目の1959年に正遊撃手となり、打率.300、2桁11本塁打をマーク。翌年以降は三塁へ主戦場を移すと、62年にはリードオフマンとして打線を牽引し、球団創設初のリーグ優勝、日本一に貢献した。さらに63年は3番を任され、打率.262、16本塁打、33盗塁と躍動。在籍10シーズンで2桁本塁打6度(1959-61、63-65年)8年連続2桁盗塁(1959-66年)を記録した。
チーム在籍時の通算成績は、1172試合出場、打率.253、1000安打、106本塁打、396打点、147盗塁となっている。