日本ハムの“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、ファイターズレジェンド選手たちの成績は?
2022/06/18
産経新聞社
小笠原道大(おがさわらみちひろ)
投打:右投左打
身長/体重:178センチ/84キロ
生年月日:1973年10月25日
経歴:暁星国際高-NTT関東
ドラフト:1996年ドラフト3位
○最優秀選手(MVP):1回(2006年)
○首位打者:2回(2002-03年)
○本塁打王:1回(2006年)
○打点王:1回(2006年)
○最高出塁率:1回(2003年)
○最多安打:1回(2000-01年)
○ベストナイン:5回(1999、2001、03-04、06年)※1999、2001、06年は一塁手部門での受賞。
○ゴールデングラブ賞:6回(1999-2003、06年)※2003年以外は一塁手部門での受賞。
○オールスターゲーム出場:8回(1999-2006年)
○アテネオリンピック出場(2004年)
○ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場:1回(2006年)
※日本ハム在籍時のみ。巨人時代にMVP1回、ベストナイン2回受賞。オールスター3回、第2回WBC出場。
フルスイングが信条の“孤高の侍”が、一塁手編に続いて名を連ねた。捕手から内野手へ本格コンバートした1999年に一塁のレギュラーを獲得し、強打の2番打者として飛躍。三塁へコンバートした03年には、打率.360、31本塁打、100打点、出塁率.473と圧巻の数字を残し、2年連続となる首位打者、初の最高出塁率などを受賞した。さらに、05年にはキャリアハイの37本塁打を放つと、再び一塁をメインに守った06年には打率.313、32本塁打、100打点の成績で日本一の立役者となり、自身は打撃2冠(本塁打・打点)と最優秀選手(MVP)に輝いた。
チーム在籍時の通算成績は、1157試合出場、打率.320、1335安打、239本塁打、730打点、55盗塁となっている。