西武の“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、ライオンズレジェンド選手たちの成績は?
2022/06/20
産経新聞社
中村剛也(なかむらたけや)
投打:右投右打
身長/体重:175センチ/102キロ
生年月日:1983年8月15日
経歴:大阪桐蔭高
ドラフト:2001年ドラフト2巡目
〇本塁打王:6回(2008-09、11-12、14-15年)
〇打点王:4回(2009、11、15、19年)
〇ベストナイン:7回(2008-09、11-12、14-15、19年)※2014年は指名打者(DH)部門での受賞。
〇オールスターゲーム出場:7回(2008-09、11-12、14-15、21年)
〇WBSCプレミア12出場:1回(2015年)
“おかわり君”の愛称で親しまれている現役最高の“ホームランアーチスト”。通算満塁本塁打22本は、NPB歴代トップの数字を誇る。2005年に頭角を現し、80試合出場ながら22本塁打をマーク。正三塁手の座を確固たるものとした08年には、本塁打王(46本)に輝くなどさらなる飛躍を遂げ、日本一に大きく貢献した。さらに、翌09年には打率.285、自己最多タイの48本塁打、122打点と圧巻の数字で打撃2冠(本塁打・打点)を獲得。その後も主砲として君臨し、2021年終了時点で本塁打王6回(2008-09、11-12、14-15年)、打点王4回(2009、11、15、19年)、ベストナイン7回(三塁手部門6回、指名打者部門1回)受賞。ベテランとなった現在も打線に欠かせない存在となっている。
2021年終了時点の通算成績は、1866試合出場、打率.256、1644安打、442本塁打、1271打点、26盗塁となっている。
今回挙げた5人の他にも、城戸則文、トニー・ロイ、ホセ・フェルナンデスなどが遜色ない輝きを放った。