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待望の正三塁手候補、金本阪神の補強第3弾は「マートン2世」。3A3度の最多安打男、マット・ヘイグ

ブルージェイズがマット・ヘイグ内野手を阪神に譲渡することで合意したと、地元カナダのメディアが報じた。金本阪神補強第3弾は、待望の正三塁手候補だ。

2015/11/26

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ブ軍の同じポジションではチャンスを望めず。舞台を日本へ

 ブルージェイズでは、同じ一、三塁のポジションに今季メジャーMVPのジョシュ・ドナルドソンや、エドウィン・エンカーナシオン、クリス・コラベロ、ジャスティン・スモークといった強打者がひしめき合い、現状ではチャンスは望めなかった。今季も9月のベンチ入り枠拡大に伴い昇格したが、メジャーでは10試合の出場にとどまった。30歳という年齢的なこともあり、本人も勝負をかける意味で日本行きを決断した。

 球団は「5番・三塁」を任せる構想だ。
 残留が決まっているゴメスとのクリーンアップは威圧感十分。3度の最多安打を記録したマット・マートン退団の穴は確かに大きいが、そこを埋めるもう一人のマットが、3Aで3度の最多安打の看板を引っさげやって来る。

 今季3位に終わった阪神の課題の一つが正三塁手の確立だった。
 今季は今成の69試合を筆頭に、西岡が44試合、新井良太が23試合で計8選手を起用した。上記3選手はいずれもベテランで、これ以上の伸びしろに期待するのは賭けであり、酷だろう。弱点と、打線にぽっかり空いた穴をしっかりと埋める効果的な補強と言える。

 打線の輪郭がしっかりと見えてきた金本阪神。猛虎再生への道のりへ、頼もしい助っ人が加わった。

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