広島、秋山翔吾の獲得を正式発表 3年ぶりの日本球界復帰、古巣西武&ソフトバンクとの争奪戦制す
2022/06/27
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広島東洋カープは27日、秋山翔吾外野手と契約することになったと正式発表した。
秋山は、横浜創学館高、八戸大を経て、2010年ドラフト3位で埼玉西武ライオンズに入団。ルーキーイヤーから開幕スタメンを掴み、不動の正中堅手に定着した。15年にはリードオフマンとして驚異的なるペースで安打を量産。最終的に216安打を放ち、シーズン最多安打記録を樹立した。9年間で首位打者を1度、最多安打を4度獲得。また、6度のゴールデングラブ賞、4度のベストナインと日本を代表する外野手として活躍した。
19年オフにはメジャー移籍を表明し、日本人選手が唯一所属したことのなかったシンシナティ・レッズと3年契約で入団。1年目は60試合制の変則シーズンとなったが、外野守備では好守を連発。打撃面は打率.245、7盗塁となったが、終盤には適応力を発揮し、チームのポストシーズン進出に尽力した。しかし21年は、88試合出場で打率.204と成績が低迷し、契約の残った今季の開幕直前に退団。その後はパドレス傘下3Aでプレーしたが、メジャー昇格は叶わず。日本球界復帰を決断した際には古巣の西武、福岡ソフトバンクホークスも獲得に名乗りを上げていた。
NPB通算成績は、1207試合出場、打率.301、1405安打、116本塁打、513打点、112盗塁。MLB通算成績は、142試合出場、打率.224、71安打、0本塁打、21打点、9盗塁となっている。