早くメジャーで観たい…日本プロ野球界の若き天才スター5人。U-25のレベルは過去最高クラス?
2023/03/05
産経新聞社
村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)
投打:右投左打
身長/体重:188センチ/97キロ
生年月日:2000年2月2日
経歴:九州学院高
ドラフト:2017年ドラフト1位
九州学院高から2017年ドラフト1位で入団した村上。プロ1年目にファームでじっくり実績を積むと、2年目に19歳にしてレギュラーを掴みオールスターゲームにも選出された。昨季は史上最年少となる21歳7ヶ月での通算100本塁打を達成している。
成績も然ることながら、リーダーシップやコミュニケーション能力も一流。攻撃時にはだれよりも声を上げ、味方の活躍には全身で喜びを表現する。
守備の際も、年上の投手に対しても積極的に声をかけにマウンドへ。乱闘に発展しそうな場面では冷静に自軍の選手をなだめる場面が注目されたこともあった。
2021年のオリンピックでは、決勝戦では先制のソロ本塁打を放つなど、国際舞台でも存在感を発揮した。
さらに22年は、持ち前の打棒を爆発。最終的に打率.318、日本人シーズン最多となる56本塁打、134打点と驚異的な数字を残し、令和初の三冠王と2年連続のMVPに輝いた。現球界最強打者でありながら、まだ23歳と若さもあり、底が知れない。