プロ野球”史上最強”世代!? 1994年生まれの投手5人。ドラ1ばかりの豪華な布陣に
2022/07/02
産経新聞社、Getty Images
佐々木千隼(千葉ロッテマリーンズ)
投打:右投右打
身長/体重:181センチ/83キロ
生年月日:1994年6月8日
経歴:日野高-桜美林大
ドラフト:2016年ドラフト1位
リリーフ転向が功を奏した “都立の星”。日野高、桜美林大を経て迎えたドラフト会議では、都立高出身初の1位指名、外れ1位指名史上最多となる5球団が競合。2016年ドラフト1位でロッテ入団が決まった。
ルーキーイヤーは開幕ローテーションを掴むと、初登板初勝利を挙げるなど4勝をマーク。プロ生活はまずまずのスタートとなったが、翌年は右肘関節鏡視下遊離体除去術を受けた影響もあって一軍登板なし。以降も2シーズンは多くの期間を二軍で過ごした。
迎えた21年、救援投手として大きく飛躍。ロングリリーフ要因で開幕一軍入りを果たすと、抜群の安定感で勝ちパターンの一角に定着した。最終的に54試合登板、8勝1敗1セーブ26ホールド、防御率1.26の好成績。ブルペン陣に欠かせない存在となった。しかし開幕に出遅れた今季は、一軍合流直後に新型コロナウイルス感染で離脱。復帰後も状態が上がらず、現在は二軍再調整を続けている。