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プロ野球”史上最強”世代!? 1994年生まれの野手5人。一時代築く中心打者たち

2022/07/02

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産経新聞社、Getty Images



鈴木誠也(シカゴ・カブス)

投打:右投右打
身長/体重:181センチ/98キロ
生年月日:1994年8月18日
経歴:二松学舎大付高
ドラフト:2012年ドラフト2位
 
 剛と柔を兼ね備えた打撃を誇る”日本の4番”。二松学舎大付高から2012年ドラフト2位で広島に内野手として入団。高卒ルーキーながらいきなり一軍デビューを果たすと、翌年には36試合出場ながら打率.344、1本塁打と大器の片鱗を示した。
 
 外野手登録に変更した15年には、「1番・右翼」で開幕スタメンに名を連ね、レギュラー格へと成長。迎えた16年には打率.335、29本塁打、95打点をマークして大ブレイク。リーグ優勝に大きく貢献し、自身は同年からベストナインとゴールデングラブ賞の常連となった。
 
 その後はチームの中心打者として君臨し、リーグ3連覇の原動力に。19年には打率.335、28本塁打、87打点、25盗塁、出塁率.453で打撃2冠(打率・出塁率)などを受賞。21年にも同じく首位打者(.317)と最高出塁率(.433)に輝き、オフに満を持してメジャー移籍を決断した。

 移籍先のカブスでは、日本人野手最高額契約を締結。開幕から右翼のレギュラーとして出場を続け、持ち前の打棒を爆発。4月は打率.279、4本塁打、14打点、OPS.934(出塁率.405+長打率.529)をマークし、月間最優秀新人に選出された。しかし、翌月以降は打撃成績が低迷。さらに、走塁時に左手薬指を負傷する不運にも見舞われ、負傷者リスト(IL)入り。現在は傘下3Aで実戦復帰を果たしている。

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