プロ野球”史上最強”世代!? 1994年生まれの野手5人。一時代築く中心打者たち
2022/07/02
産経新聞社、Getty Images
大山悠輔(阪神タイガース)
投打:右投右打
身長/体重:181センチ/92キロ
生年月日:1994年12月19日
経歴:つくば秀英高-白鴎大
ドラフト:2016年ドラフト1位
一発長打が魅力の和製大砲。つくば秀英高、白鴎大を経て、2016年ドラフト1位で阪神に入団。ルーキーイヤーは開幕こそ二軍で迎えたが、交流戦明けから一軍に昇格。そのままレギュラー格となり、7本塁打を放つなど能力の一端を示した。
全試合出場を果たした19年以降は「4番・三塁」を主戦場とし、20年には、シーズン最終盤まで熾烈な本塁打王争いを展開。惜しくもタイトルは逃したが、打率.288、リーグ2位タイの28本塁打、同3位の85打点をマークし、リーグ屈指のスラッガーとして名を揚げた。
続く21年は、プロ入り初の負傷離脱を経験。その影響も受けてやや数字を落とし、前半戦を独走していたチームも失速してリーグ優勝を逃した。雪辱に燃える今季は、一塁、外野での起用も増加。肝心の打撃では5月こそ打率1割台と苦しんだが、6月は本領発揮。月間2桁10本塁打と量産体制に入っている。