大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



プロ野球”史上最強”世代!? 1994年生まれの野手5人。一時代築く中心打者たち

2022/07/02

text By

photo

産経新聞社、Getty Images



近本光司(阪神タイガース)

投打:左投左打
身長/体重:171センチ/71キロ
生年月日:1994年11月9日
経歴:社高-関西学院大-大阪ガス
ドラフト:2018年ドラフト1位
 
 走攻守三拍子揃った“スピードスター”。社高、関西学院大、大阪ガスを経て、2018年ドラフト1位で阪神に入団。順当に開幕スタメンの座を射止めると、「1番・中堅」に定着し、ファン投票で選出されたオールスターゲームでは、新人初となるサイクル安打を達成した。最終的に打率.271、セ・リーグ新人記録となる159安打、36盗塁をマーク。新人王こそ逃したが、盗塁王に輝く圧巻のルーキーイヤーとなった。
 
 翌20年以降も不動のリードオフマンとして打線を牽引し、同年は全試合出場を果たして2年連続の盗塁王(31個)を戴冠。21年はさらに数字を伸ばし、打率.313、178安打、10本塁打、24盗塁で最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いた。

 迎えた今季は、1番に加えて3番での起用も増加。3、4月は打率2割台前半とスロースタートだったが、5月から徐々に調子を上げ、ここまで打率.302、リーグトップの98安打、15盗塁。球団歴代2位タイの28試合連続安打を記録するなど強烈な存在感を放っている。

1 2 3 4 5


error: Content is protected !!