どれも圧倒的…プロ野球歴代三冠王の7人。村上宗隆は令和初の偉業を成し遂げるか
2022/07/06
産経新聞社
王貞治
所属:読売ジャイアンツ
ポジション:一塁手
投打:左投左打
身長/体重:177センチ/79キロ
生年月日:1940年5月20日
経歴:早稲田実
三冠王:2回
・1973年(セ・リーグ、130試合制)
130試合、打率.355、51本塁打、114打点
・1974 年(セ・リーグ、130試合制)
130試合、打率.332、49本塁打、107打点
今もなお語り継がれる“世界の本塁打王”。1973年、74年と2年連続で三冠王に輝いた。
ここに至るまで、実に9度にわたって二冠王にとどまり、最後の一項目も上位につける三冠王”未遂”もしばしば。共にV9時代を支えた同僚の長嶋茂雄や中日の好打者・江藤慎一らと三冠を分け合うことが続いた。
そして1973年ついに、全ての項目で他打者を圧倒。打率.355(2位は若松勉の.313)、51本塁打(2位は田淵幸一の37本)、114打点(2位は田淵の90打点)を記録し、史上最高の傑出度を見せた。
さらに勢いそのままに翌74年も2年連続の三冠王に。158四球と徹底的に勝負を避けられたにもかかわらず、打率.332、49本塁打、107打点と抜群の数字を積み立てた。