どれも圧倒的…プロ野球歴代三冠王の7人。村上宗隆は令和初の偉業を成し遂げるか
2022/07/06
産経新聞社
松中信彦
所属:福岡ダイエーホークス
ポジション:一塁手
投打:左投左打
身長/体重:183センチ/97キロ
生年月日:1973年12月26日
経歴:八代第一高-新日鉄君津
ドラフト:1996年ドラフト2位
三冠王:1回
・2004 (パ・リーグ、133試合制)
130試合、打率.358、44本塁打、120打点
平成唯一の三冠王・松中。日本プロ野球では、いまのところ最後の達成者である。
史上最高級の火力を誇った「ダイハード打線」の中核を担った松中は、2004年に打率.358、44本塁打、120打点と圧巻の数字を残し、三冠王を含む打撃5冠(打率・本塁打・打点・出塁率・安打)と主要タイトルを総なめにした。打点王は2度目、首位打者と本塁打王(セギノールと同数で分け合う)は初の受賞だった。
また、当時の福岡ドームは本塁打が出にくい球場でもあったため、より価値のある記録となっている。
松中の次に続く”令和初の三冠王”は、いつ現れるのだろうか。