”ハズレくじ”でも大当たり!?プロ野球、ドラフト“外れ1位”で入団した現役投手5人
2023/03/02
産経新聞社
清水昇(東京ヤクルトスワローズ)
投打:右投右打
身長/体重:180センチ/84キロ
生年月日:1996年10月15日
経歴:帝京高-国学院大
ドラフト:2018年ドラフト1位
2018年ドラフト会議で、ヤクルトから“外れ外れ1位”指名(根尾昂→上茶谷大河の順に指名)を受け入団。ルーキーイヤーから一軍で11試合(3先発)に登板するも、防御率7.27と結果を残すことはできなかった。
しかし、リリーフに専念した翌20年は勝ちパターンの一角として躍進。ホールドのみで30個のホールドポイントを数え、祖父江大輔、福敬登(ともに中日)とともに最優秀中継ぎのタイトルを受賞した。
さらに21年は、絶対的セットアッパーとして君臨。リーグ最多の72試合に登板し、NPBシーズン記録となる50ホールド、防御率2.39をマーク。20年ぶり日本一に大きく貢献し、単独での2年連続最優秀中継ぎ(53ホールドポイント)に輝いた。
昨季はけがの影響を受け、史上初の3年連続タイトルこそ逃したが、50試合登板で33ホールドポイント(5勝28ホールド)、防御率1.16と抜群の安定感を誇っていた。