”ハズレくじ”でも大当たり!?プロ野球、ドラフト“外れ1位”で入団した現役投手5人
2023/03/02
産経新聞社
堀瑞輝(北海道日本ハムファイターズ)
投打:左投左打
身長/体重:177センチ/82キロ
生年月日:1998年5月10日
経歴:広島新庄高
ドラフト:2016年ドラフト1位
2016年ドラフト会議で、日本ハムから“外れ外れ1位”指名(田中正義→佐々木千隼の順に指名)を受けプロ入り。高卒1年目から二軍で11試合登板ながら防御率1.98の好成績を残すと、一軍デビューも飾り、オフには若手主体の国際大会で日本代表に選出された。
その後は先発、救援の両方で起用されていたが、19年にリリーフとして一軍へ定着した。
さらに21年は、”左キラー”として確固たる地位を築き、勝ち試合をメインに60試合登板、42ホールドポイント(3勝39ホールド)、防御率2.36をマーク。最優秀中継ぎのタイトルに輝いた。
新庄剛志監督の下で新たなスタートを切った22年は、開幕戦にリリーフ登板すると、翌日にオープナーとして異例の先発マウンドへ上がった。
その後はセットアッパーの役割を任されていたが、交流戦前から不安定な投球が目立って二軍降格も経験。最終的に41試合登板で防御率5.82と精彩を欠くシーズンとなった。