”ハズレくじ”でも大当たり!?プロ野球、ドラフト“外れ1位”で入団した現役投手5人
2023/03/02
産経新聞社
宮城大弥(オリックス・バファローズ)
投打:左投左打
身長/体重:171センチ/78キロ
生年月日:2001年8月25日
経歴:興南高
ドラフト:2019年ドラフト1位
2019年ドラフト会議で、オリックスから“外れ外れ1位”指名(石川昂弥→河野竜生の順に指名)を受け入団。初年度から高卒離れした緩急自在のピッチングを見せ、早くも一軍デビュー。3度目の先発機会で嬉しいプロ初勝利を挙げた。また、ファームでは6勝を記録。ウエスタン・リーグ最多勝も獲得した。
続く21年は、開幕2戦目の先発を任されて勝利投手に。その後は抜群の安定感で白星を重ね、ファン投票でオールスターゲームにも出場した。
最終的に23試合(147回)を投げ、13勝4敗、勝率.765、防御率2.51をマークし、チームのリーグ優勝の原動力に。惜しくも投手タイトルこそ逃したが、他の候補を圧倒して新人王を受賞した。
22年も、左のエース格として活躍。11勝8敗、防御率3.16と安定した数字を残し、リーグ2連覇、悲願の日本一達成に大きく貢献した。
また、21歳の若さで第5回WBC日本代表にも選出。貴重なサウスポーとしてフル回転の活躍が期待されている。
その他にも、石山泰稚(東京ヤクルトスワローズ)や佐々木千隼(千葉ロッテマリーンズ)なども活躍。木澤尚文(ヤクルト)は、22年にリリーフとしてブレイクを果たした。
【了】