過信は禁物?メジャー帰りの復帰1年目成績。全盛期の活躍は保証されず…
2023/02/19
産経新聞社
青木宣親(メッツ→ヤクルト)
ポジション:外野手
投打:右投左打
青木宣親は、日向高、早稲田大を経て、2003年ドラフト4巡目で東京ヤクルトスワローズに入団。2年目にイチロー以来の200安打をクリアして大ブレークを果たすと、その後も球界屈指の安打製造機として鳴らした。日本球界最終年の成績は、144試合の出場で、打率.292(170安打)、4本塁打、44打点、8盗塁、OPS.718(出塁率.358+長打率.360)だった。
MLBでは、1年目にミルウォーキー・ブリュワーズで、打率.288、OPS.788の活躍。10本塁打を放つなどパンチ力もみせた。翌年以降も2年目の171安打を筆頭に、毎年.280以上のアベレージをマーク。メジャー7球団を渡り歩き、特に最終年には3球団でプレー。同年は計110試合に出場し、打率.277、5本塁打、35打点、10盗塁、OPS.728(出塁率.335+長打率.393)の成績だった。
古巣ヤクルトで日本球界復帰を果たすと、1年目からアジャストし、127試合、打率.327(162安打)、10本塁打、67打点、3盗塁、OPS.884(出塁率.409+長打率.475)を記録。移籍前よりも逞しい姿で舞い戻り、チームにも好影響を与えた。