過信は禁物?メジャー帰りの復帰1年目成績。全盛期の活躍は保証されず…
2023/02/19
産経新聞社
田中賢介(レンジャーズ傘下→日本ハム)
ポジション:内野手
投打:右投左打
田中賢介は、東福岡高から1999年ドラフト2位で日本ハムファイターズに入団。リーグを代表する二塁手として活躍し、ベストナイン6回、ゴールデングラブ賞5回の実績をもつ。2010年にはキャリアハイとなる打率.335、193安打をマーク。移籍前最終年の成績は、114試合の出場で、打率.300(137安打)、3本塁打、32打点、13盗塁、OPS.713(出塁率.350+長打率.363)。
メジャーでは、1年目にサンフランシスコ・ジャイアンツで15試合に出場し、打率.267(30打数8安打)の成績。メジャーでは左翼を守った。主にマイナーで出場することとなり、同年は3Aで107試合に出場。リーグ3位の打率.329、出塁率.400を記録するなど、存在感を放った。最終年は、メジャーでの出場はなく、テキサス・レンジャーズ傘下3Aで62試合に出場し、打率.258、4本塁打、27打点、12盗塁、OPS.711(出塁率.340+長打率.371)だった。
古巣ファイターズで3年ぶりに日本球界に復帰すると、1年目から134試合の出場で、打率.284(137安打)、3本塁打、32打点、OPS.706(出塁率.354+長打率.363)と、移籍前と比べても遜色ない数字を並べた。