【MLB】ポスティングで移籍を目指すカープ・前田。過去岩隈、中島ら契約で折り合いつかなかった事例も
広島・前田健太がポスティングシステムでMLB移籍を目指すことが決まった。
2015/12/05
Getty Images
すでに複数の米球団が興味
ポスティングを申し入れたものの応札球団がなかった選手もいる。
譲渡金の金額を見ると、投手と野手では一ケタ違うことがわかる。MLBから見たNPB選手の評価がよくわかる。
譲渡金の上限が設定されるまでは、譲渡金額の競り合いが行われたが、現在は年俸や契約年数など、その他の条件面での交渉がメインになりつつある。
NPBでの実績を考えれば、前田健太にも同い年の田中将大と同様、上限いっぱいの2000万ドルの譲渡金が設定されると思われる。
これまでポスティングシステムで選手を獲得したのはアリーグの球団が多かった。今回は、観客動員でも人気でもアリーグを上回りつつあるナリーグ球団の動向に注目したい。
すでに前田健太のポスティングシステム申請に関しては、米メディアでもトップニュースの扱いで報じられた。田中やダルビッシュのような特別な評価ではないが、「故障のない堅実な投手」として複数の球団が興味を示している。