“ハズレくじ”でも大当たり!? プロ野球、ドラフト“外れ1位”で入団した現役野手5人
2023/03/02
産経新聞社
村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)
投打:右投左打
身長/体重:188センチ/97キロ
生年月日:2000年2月2日
経歴:九州学院高
ドラフト:2017年ドラフト1位
2017年ドラフト会議で、清宮幸太郎の交渉権を逃した巨人、ヤクルト、楽天の3球団が“外れ1位”で指名し、抽選の末にヤクルト入り。ルーキーイヤーから一軍デビューを果たし、初打席初本塁打を記録した。
翌19年には一塁のレギュラーとして全143試合に出場。打率こそ.231にとどまったが、36本塁打、96打点で新人王に輝いた。
翌20年には、不動の4番打者として打率3割をクリア。最高出塁率(.427)のタイトルを受賞し、長打率(.585)、OPS(1.012)もリーグトップに立った。
さらに本職の三塁へ再挑戦した21年は、3年連続となる全試合出場を果たし、打率.278、39本塁打、112打点、出塁率.408と圧巻の数字で岡本和真(巨人)と同数で本塁打王を獲得。チームを20年ぶりの日本一に導き、最優秀選手(MVP)に選出された。
迎えた22年は、さらに打棒を爆発。最終的に打率.318、日本人シーズン最多となる56本塁打、134打点と驚異的な数字を残し、令和初の三冠王と2年連続のMVPに輝いた。