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“ハズレくじ”でも大当たり!? プロ野球、ドラフト“外れ1位”で入団した現役野手5人

2023/03/02

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産経新聞社



近本光司(阪神タイガース)

投打:左投左打
身長/体重:171センチ/71キロ
生年月日:1994年11月9日
経歴:社高-関西学院大-大阪ガス
ドラフト:2018年ドラフト1位
 
 2018年ドラフト会議で、阪神から“外れ外れ1位”指名(藤原恭大→辰己涼介の順に指名)を受けプロ入り。いきなり「1番・中堅」に定着すると、ファン投票で選出されたオールスターゲームでは、新人初となるサイクル安打を達成した。
 
 最終的に打率.271、セ・リーグ新人記録となる159安打、36盗塁をマーク。新人王こそ逃したが、盗塁王に輝く圧巻のルーキーイヤーとなった。
 

 
 翌20年以降も不動のリードオフマンとして打線を牽引し、同年は全試合出場を果たして2年連続の盗塁王(31個)を戴冠。21年はさらに数字を伸ばし、打率.313、178安打、10本塁打、24盗塁で最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いた。
 
 21年は、クリーンアップ3番起用が増加。3、4月は打率2割台前半とスロースタートだったが、5月以降は調子を上げ、球団歴代トップに並ぶ30試合連続安打も達成。最終的に打率.293、30盗塁をマークし、3度目の盗塁王を受賞した。
 
 その他にも、ベテランの安達了一(オリックス・バファローズ)なども息の長い活躍。吉川尚輝(読売ジャイアンツ)、辰己涼介(東北楽天ゴールデンイーグルス)は既にチームの重要戦力となっているが、さらなる飛躍を期待されている。

 
【了】

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