“覚醒”か、それとも“確変”か…プロ野球、大器の片鱗を示し始めた現役投手5人
2022/07/17
産経新聞社
大関友久(福岡ソフトバンクホークス)
投打:左投左打
身長/体重:185センチ/94キロ
生年月日:1997年12月14日
経歴:土浦湖北高-仙台大
ドラフト:2019年育成選手ドラフト2位
ソフトバンクの新たな“育成の星”。背番号「122」でプロ生活をスタート。1年目は三軍を主戦場とし、ファームでは5試合の登板となった。
翌2021年は春季キャンプから猛アピールし、育成ながらオープン戦でも登板。開幕前の支配下登録はならなかったが、二軍で好投を続け、5月に悲願の2桁背番号を勝ち取った。同年は一軍デビューも果たし、リリーフとして12試合登板、防御率2.35と能力の一端を示した。
迎えた今季は、救援から先発に転向。他候補の離脱もあって開幕ローテーションの座を掴むと、プロ初先発初勝利を記録した。その後も主に先発マウンドを任され、ここまで16試合(91回1/3)を投げ、6勝、2完封、防御率2.27をマーク。オールスターゲームにも監督選抜での初選出が決定しており、パ・リーグ新人王の有力候補と目されている。