“確変”じゃない、“覚醒”だ…プロ野球、満を持して台頭した現役野手5人
2022/07/17
産経新聞社
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前半戦も佳境となった2022年シーズンのプロ野球。今季も各球団で新戦力が台頭しているが、息の長い活躍を続け、チームの中心を担うプレーヤーはわずかだ。
ここでは、“覚醒”を予感させている野手5人を紹介する。(※今季成績は7月16日終了時点)
松本剛(北海道日本ハムファイターズ)
投打:右投右打
身長/体重:180センチ/81キロ
生年月日:1993年8月11日
経歴:帝京高
ドラフト:2011年ドラフト2位
リーグ首位打者に君臨している松本。高卒でプロ入り後、5年間は主に二軍で経験を積んでいたが、2017年に外野の一角として台頭した。同年は115試合に出場して規定打席にも到達。打率.274をマークした。
しかし、翌年以降は出場機会を減らしてレギュラー定着には至らず。21年もシーズン終盤には調子を上げたが、前年の半数近くとなる47試合の出場にとどまった。
新体制で勝負をかける今季は、「4番・右翼」で開幕スタメンの座を射止め、春先から打棒を爆発させた。様々な起用法にも適応し、ここまでリーグトップの打率.350、103安打、同2位の20盗塁と圧巻の数字。さらに、ファン投票でオールスターゲーム初出場も決定するなど見事に再ブレイクを果たしている。