“確変”じゃない、“覚醒”だ…プロ野球、満を持して台頭した現役野手5人
2022/07/17
産経新聞社
清宮幸太郎(北海道日本ハムファイターズ)
投打:右投左打
身長/体重:184センチ/98キロ
生年月日:1999年5月25日
経歴:早稲田実
ドラフト:2017年ドラフト1位
“覚醒”の雰囲気を漂わせる2017年ドラ1砲。鳴り物入りで入団した大器は、高卒1年目から一軍で53試合に出場。7本のアーチを描くなど能力の高さを見せつけた。
翌年以降も持ち前の長打力を示し、ルーキーイヤーから3年連続7本塁打を記録。一方で確実性と守備面の課題が浮き彫りとなり、定位置奪取には至らず。21年はまさかの一軍出場なしに終わった。
「ビッグボス政権」で飛躍を誓う今季は、2年ぶりに開幕一軍入り。シーズン序盤は打撃フォームを試行錯誤するなど苦しんだが、5月に月間4本塁打と持ち味を発揮。その後も一塁のレギュラー格として活躍を続け、打率.241ながら11本塁打、OPS.822(出塁率.331+長打率.491)をマーク。フレッシュな顔ぶれが揃うチームで、ひと際存在感を放っている。