“確変”じゃない、“覚醒”だ…プロ野球、満を持して台頭した現役野手5人
2022/07/17
産経新聞社
アダム・ウォーカー
投打:右投右打
身長/体重:196センチ/104キロ
生年月日:1991年10月18日
経歴:ジャクソンビル大-米マイナー
期待以上の活躍を見せる新助っ人ウォーカー。2012年MLBドラフト3巡目(全体97位)でミネソタ・ツインズに入団。ツインズをはじめ、複数球団の傘下マイナーリーグで奮闘するも、メジャー昇格は叶わず。19年からは本格的に米独立リーグのアメリカン・アソシエーションに活躍の場を移した。
独立リーグでは、初年度から持ち味の長打力を発揮。短縮シーズンとなった20年には、57試合で22ホーマーを放ち、本塁打王とシーズンMVPを獲得した。さらに21年には100試合出場、打率.320、リーグのシーズン新記録となる33本塁打、101打点、24盗塁と圧巻の数字。2年連続の本塁打王とMVPに輝き、オフに巨人入りを果たした。
日本球界1年目となる今季は、外国人枠の争いを制して開幕一軍入りし、4月上旬から左翼のレギュラーに定着。守備面は大きな課題に挙げられるが、打撃では打率.277、17本塁打、OPS.814(出塁率.299+長打率.515)と躍動。疲れの影響もあって7月は成績を落としているが、復調すれば再び打線の核となる。