来季MLBでプレーならダルビッシュ超え!?。米サイト「大谷が世界最高の若手投手」
米専門サイトが大谷を「世界最高の若手投手」と評価している。彼の若さと今季の成績をNPB時代のダルビッシュと比較し、メジャーに移籍した場合の伸びしろを計算したものだ。
2015/12/03
Getty Images
ダルビッシュより伸びしろは大きい
セイバー系サイト『ファングラフズ』に掲載された「世界最高クラスの若手投手」として、日本の大谷翔平が選ばれた。
このサイトはベースボール・シンクタンクとして名高く、大谷が選出されたのも、データを駆使して算出された定量的評価の結果だ。この手法においては、現在のメジャーリーガーと有望な若手の将来、そして日本や韓国でプレーする選手を同列に比較できるという。
記事では、大谷が仮に来季メジャーでプレーすると、そこで残す防御率(メジャー平均の防御率を4.00、うち先発投手のそれを4.13と仮定した場合)は両リーグ6位の3.08と予想している。
ちなみに1位は2.35のクレイトン・カーショウなのだが、大谷の後塵を拝するとされる面々が凄い。7位は今季アリーグのサイ・ヤング賞を受賞したダラス・カイコ、以下コーリー・クルーバー(2014年同受賞)、デビッド・プライス(2012年に同賞受賞、今季はアリーグ防御率1位)、スティーブン・ストラスバーグ(2014年ナリーグ最多奪三振)と続き、11位がダルビッシュ有なのだ。
大谷のかくも高い評価は、彼とNPB時代のダルビッシュとの比較がベースになっている。
それによれば今季の大谷とNPB最終年で日本でのベストイヤーだった2011年のダルビッシュをセイバー指標で比較すると、ほぼ同レベルとのこと。
しかも、20-21歳で過ごした今季の大谷は、24-25歳だった2011年のダルビッシュより伸びしろが大きいはずである、というのだ。