来季MLBでプレーならダルビッシュ超え!?。米サイト「大谷が世界最高の若手投手」
米専門サイトが大谷を「世界最高の若手投手」と評価している。彼の若さと今季の成績をNPB時代のダルビッシュと比較し、メジャーに移籍した場合の伸びしろを計算したものだ。
2015/12/03
Getty Images
藤浪も注目の若手投手の一人として紹介
更に興味深い考察がある。
大谷の若さに着目し、2016年シーズン中間地点の7月1日時点で24歳以下の投手が、それぞれ最盛期を迎える時点での前述の疑似防御率を算出し比較しているのだ。そこではマーリンズのホゼ・フェルナンデスに次ぎ大谷は堂々の2位だ。
With apologies to the Japanese, it appears a dominant Cuban is expected to hold onto the crown, but Otani is the only pitcher alive that our system expects to put up a significant challenge to Jose Fernandez for that title.
日本のファンにはお気の毒だが、支配的なキューバ人投手が王冠を手に入れるだろう。しかし、大谷はわれわれのシステムでの計算でホゼ・フェルナンデスの座を脅かす唯一の存在だ。
興味深いのは、上位4人はフェルナンゼス(キューバ)、大谷(日本)、フリオ・ユリアス(メキシコ)、ルイス・セベリーノ(ドミニカ)と全てアメリカ以外の出身者で占められていることだ。
記事では、日本にはもう一人注目すべき若手投手がいるとして藤浪晋太郎を紹介している。「大谷は明らかに藤浪より上」としながらも、「身長6フィート6インチ(198センチ)の藤浪が腕をしならせ、コンスタントに95-96マイル(153-154キロ)の速球を投げ込むのを見るのは痛快」と高く評価している。
もちろん記事では、大谷がMLBに移籍するまでにはまだ時間がかかることに言及している。それでも高評価は変わらない。
If he ever does make his way to MLB, expect unprecedented levels of interest for an unprecedented young arm
もし彼がMLBを目指すなら、前例のないほど高次元の右腕にかつてないほどの関心が沸き上がるだろう。
出典:”The best young pitcher in the world” @ fangraphs by Dave Cameron in Nov. 30th 2015