「超高校級」の名の下に…今もなお現役の大阪桐蔭出身スラッガー5人。プロ野球界でも輝く選手たち
2022/07/21
産経新聞社
浅村栄斗
出身:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:182cm/90kg
生年月日:1990年11月12日
ドラフト:2008年ドラフト3位
現在はイーグルスの主力として、主に3番を任されている浅村。高校時代にもレベルの高いプレーを見せ続けたが、西谷監督は中学時代の浅村について、特別目立つ存在ではなかったという。ただ、浅村の兄が大阪桐蔭でプレーをしていたこともあり、浅村も同校へ入学する流れに至った。
夏の甲子園では主に1番として、2008年の第90回記念大会では打率.552という数字を残した。1試合で5安打を放つ試合もあれば、1試合で2本のホームランを放つ試合もあり、「強打の1番」として強いインパクトを残した。同大会では全国優勝も経験している。
ドラフトを経てライオンズに入団すると、3年目の2011年には137試合に出場し、セカンドのレギュラーを掴んだ。そして、2013年には打率.317・27本塁打・110打点を記録し、チームに欠かせない主砲として活躍した。
2018年オフにFA権を行使してイーグルスに移籍。「ソフトバンク有力」と考えられていた中でのイーグルス移籍はファンをざわつかせた。そして、県営大宮球場で迎えた移籍後初めてのライオンズ戦、ニールから場外ホームランを打った浅村の姿を目に焼き付けているイーグルスファンは多いのではないだろうか。通算の本塁打数は245本(2022/7/17時点)。これから何本の本塁打を重ねるのか、浅村の活躍が楽しみだ。