メジャー?マイナー?国内? 保留者名簿を外れた外国人選手たちの次の移籍先は
12月2日に日本プロ野球機構から次年度の契約保留選手が発表された。保留者名簿から外れた選手の中には、今季日本でプレーした助っ人たちも含まれる。日本一チームの主砲李大浩はメジャー挑戦希望、クルーズ、ロマンらは国内球団との契約を目指す。
2015/12/05
メジャー移籍を目指す李、呉、バーネット
12月に入りストーブリーグもすでに中盤戦、各球団とも来シーズンに向けて着々と補強が進んでいる。一方、今季限りで日本を去る選手や今季プレーした球団から国内の他球団へ移籍を目指す外国人選手も数多くいる。今月2日には日本プロ野球機構から12球団の次年度の契約保留選手が発表、既にウェーバー不請求となっていた9選手に加え、新たに34人の助っ人選手が自由契約となった。
主砲としてソフトバンクの日本一に貢献、日本シリーズでMVPも獲得した李大浩。3年目は選手オプションを契約となっていたが、メジャー挑戦を目指しオプションを破棄、自由契約となった。
日本では4年間プレーしOPS.859と元KBO三冠王の実力を発揮、今年11月に行われたプレミア12でもDH部門ベストナインの活躍でアピールした。代理人としてA.プホルスらを顧客に持つロザノ氏と契約、MLBの首脳陣が一堂に会するウインターミーティングに参加する予定だという。
同じくメジャー移籍を目指す阪神の呉昇桓も保留者名簿から外れた。
阪神は残留を熱望しているが、もし守護神流出となれば、ただでさえリリーフ陣の高齢化に苦しむチームにとって痛手となり、投手陣の再編成を余儀なくされる。ヤクルトの守護神トニー・バーネットはポスティングでのメジャー移籍に失敗した場合は、来季もヤクルトでプレーする見込みだ。