メジャー?マイナー?国内? 保留者名簿を外れた外国人選手たちの次の移籍先は
12月2日に日本プロ野球機構から次年度の契約保留選手が発表された。保留者名簿から外れた選手の中には、今季日本でプレーした助っ人たちも含まれる。日本一チームの主砲李大浩はメジャー挑戦希望、クルーズ、ロマンらは国内球団との契約を目指す。
2015/12/05
ルナ、クルーズ、ロマンは国内移籍か?
来季も日本でのプレーを希望する選手も多い。特に注目が集まるのが中日のエクトル・ルナやロッテのルイス・クルーズら日本球界での実績豊富な選手たちだ。
ルナは長打力にこそ欠けるものの、中日での3年間で打率.316を残した安定感は魅力、三塁手が補強ポイントとなっている広島が関心を示している。
強肩を生かした守備が魅力のクルーズには、巨人ら複数球団が熱視線を注いでいる。阪神を退団のマット・マートンも6年間で1020安打と実績は抜群、新天地での復活に期待したい。
そのほか外国人の補強状況では、打力強化目的で、15本塁打前後が期待できる三塁手のアーロム・バルディリス、40打点に終わるもリーグ4位の出塁率.396を記録したW.M.ペーニャらに白羽を立てる球団もありそうだ。
投手ではヤクルトのブルペンを支えたオーランド・ロマンも国内球団との再契約を目指す。今季は先発・リリーフでフル回転し61登板、23Hの活躍。オンドルセク、バーネットらとともにリーグ優勝に大きく貢献した。2年連続二桁勝利のジェイソン・スタンリッジや、先発・リリーフの両方で成績を残したデュアンテ・ヒース、アレッサンドロ・マエストリも自由契約に。