日本ハム大野で12球団中6球団。チームの柱・古田、伊東らがつけた「27」は捕手の名誉な背番号
来季から日本ハムの大野奨太が2番から27番へと変更になる。これで27番をつける選手が捕手の球団は、12球団中実に半分の6球団となる。
2015/12/06
日本ハム大野は来季主将となり「27」を背負う
来季から日本ハムの大野奨太が2番から27番へと変更になる。
現役を退いた中嶋聡兼任バッテリーコーチから引き継ぐことになった。選手会長でありながら栗山監督から来季の「キャプテン」にも任命され、捕手というハードなポジションを担い、精神面でもチームを引っ張ることになる。
大野といえばエース大谷翔平との相性も抜群で、今季は13試合にバッテリーを組んで8勝4敗。パリーグの最優秀バッテリー賞にも輝いた。(セリーグはヤクルトの石川と中村)。
そんな大野が背負う『27番』は、球界ではいつしか捕手の番号として扱われるようになった。2015年シーズンに捕手が27番を付けていたチームは以下の通りだ。
◆パリーグ
細川亨(ソフトバンク)
中嶋聡(日本ハム)来季から大野奨太が継承
炭谷銀仁朗(西武)
◆セリーグ
實松一成(巨人)
會澤翼(広島)
谷繁元信(中日)来季から監督専任も背番号は継続
12球団中6球団の捕手が、27番を付けてプレー。
今季、新たに広島の會澤が64番から27番へ変更してシーズンに臨んだ。自己最多の93試合に出場し、マツダスタジアムで行われたオールスターゲーム第2戦では全セのスタメンマスクを被り、打ってはソロ本塁打。MVPを獲得する活躍を見せた。
ソフトバンクの細川は西武時代と同じく27番。2012年から27番を背負う西武の炭谷は、その細川から背番号を継承している。来季から選手会長にも就任し、キャプテンの栗山と協力しチームをまとめる存在として期待がかかる。