頂点を知る者たち…夏の甲子園優勝投手の現役プロ野球選手8人|全国高校野球選手権大会
2023/08/02
産経新聞社
2009年 堂林翔太(中京大中京)
現所属:広島東洋カープ
ポジション:内野手
◇通算成績
905試合、打率.242、563安打、59本塁打、247打点、40盗塁
◆優勝大会:第91回全国高等学校野球選手権大会
中京大中京(愛知)のエースとして、チームに43年ぶりの優勝をもたらした堂林。日本文理との決勝では、自身の本塁打などで、8回終了時点で10-4と大量リードする展開。守備位置も途中から右翼へとまわっていた。しかし、9回に志願登板すると、2死としながらも日本文理の猛攻にあいノックアウト。結果チームは10-9で逃げ切ったものの、優勝の瞬間をマウンドで迎えられなかった堂林には苦い経験となった。チームメイトには、磯村嘉孝(1学年下、現広島)らがいた。
プロ入り後は、未完のスラッガーとして期待を受け続けている堂林。2020年には、打率.279、14本塁打、58打点、17盗塁と、キャリアハイの成績を残したが、翌年は再び低迷。今季もレギュラー奪還には至っていない。