思惑通りの重要戦力に…プロ野球、輝きを増す社会人出身野手5人
2022/07/30
産経新聞社
源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)
投打:右投左打
身長/体重:179センチ/75キロ
生年月日:1993年2月16日
経歴:大分商-愛知学院大-トヨタ自動車
ドラフト:2016年ドラフト3位
華麗なフィールディングで魅了する守備職人・源田。社会人屈指の強豪であるトヨタ自動車から2016年ドラフト3位で西武に入団。ルーキーイヤーからチームの課題となっていた正遊撃手に定着し、フルシーズンの活躍を見せた。最終的に全143試合にフルイニング出場を果たし、打率.270、新人歴代3位となる155安打、37盗塁をマーク。遊撃守備でも高い貢献度を誇り、新人王にも選出された。
翌18年以降も主に「2番・遊撃」として走攻守に躍動し、チームのリーグ連覇に大きく貢献。自身は同年から4年連続ベストナインとゴールデングラブ賞を同時受賞し、球界を代表するショートストップとなった。
また、21年には主将も務めて初めて盗塁王のタイトル(24個)を戴冠。しかし今季は、開幕からやや低調なスタートを切り、5月上旬に自打球で右足骨挫傷を負い戦線離脱。約1ヶ月で復帰後も新型コロナウイルスの陽性判定を受けるなど不運もあり、前半戦は58試合出場、打率.257(規定未満)、7盗塁の成績となっている。