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思惑通りの重要戦力に…プロ野球、輝きを増す社会人出身野手5人

2022/07/30

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産経新聞社



杉本裕太郎(オリックス・バファローズ)

投打:右投右打
身長/体重:190センチ/104キロ
生年月日:1991年4月5日
経歴:徳島商-青山学院大-JR西日本
ドラフト:2015年ドラフト10位
 
 崖っぷちで才能を開花させた遅咲きの大砲。JR西日本から2015年ドラフト10位でオリックス入り。即戦力として期待されていたが、プロ1年目はわずか1試合出場。その後も持ち前のパワーこそ示したが、出場機会を掴めずにいた。
 
 しかし、短縮シーズンとなった20年に飛躍の兆しを見せると、30歳を迎えた21年に大ブレイク。同年はシーズン途中から4番を任され、134試合出場、打率.301、32本塁打、83打点、OPS.930(出塁率.378+長打率.552)をマーク。本塁打王とベストナインに輝き、25年ぶりリーグ優勝の原動力となった。

 主砲として迎えた今季は、開幕から打率1割台前半と深刻な打撃不振にあえぎ、4月下旬には新型コロナウイルス感染で二軍降格。苦しいスタートとなったが、復帰後は復調し、交流戦では首位打者(.391)に輝く活躍を見せた。さらに、6月度の月間MVPも受賞。前半戦は打率.247、11本塁打、40打点で折り返した。

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