村上宗隆がホームラン量産中! 過去にシーズン50本塁打を記録した日本人選手5人
2022/08/03
産経新聞社
野村克也(南海)
出身:京都府
投打:右投右打
身長/体重:175㎝/85㎏
生年月日:1935年6月29日
ノムさんの愛称で親しまれ監督しても多くの実績を残した野村克也。日本人2人目となるシーズン50本塁打を放ち、通算本塁打数は王に次ぐ歴代2位、パ・リーグ最多記録となる9回の本塁打王を獲得したホームランアーチストである。
そんな野村は1954年に南海にテスト入団。プロ4年目となる1957年に初めて本塁打王を獲得すると、1963年に当時のNPB記録となる52本塁打を達成。この年は135打点をあげ、本塁打王と打点王の二冠に輝いている。
また野村は、50本塁打を放つ2年前の1961年には29本で本塁打王を獲得。150試合制となったこともあるが、63年に記録した52本塁打は当時としては驚異的な数字である。
翌年に前述の王貞治にプロ野球記録は更新されるが、2001年に近鉄のローズが55本塁打を放つまではパ・リーグ記録であった。また、捕手として、50本塁打を記録するのはメジャーリーグでも前例のない快挙だ。その後、1965年には戦後初の三冠王を獲得。1968年まで8年連続で本塁打王を獲得するなど、通算657本ものアーチを描いた。