村上宗隆がホームラン量産中! 過去にシーズン50本塁打を記録した日本人選手5人
2022/08/03
産経新聞社
落合博満(ロッテ)
出身:秋田県
投打:右投右打
身長/体重:178㎝/82㎏
生年月日:1953年12月9日
2度の50本塁打を記録しているのが中日の監督としても活躍した落合博満だ。落合は社会人野球チームの東芝府中からドラフト3位でロッテ・オリオンズに入団。大学を中退するなどしたため、プロ入りは25歳と比較的遅かった。
28歳となったプロ4年目の1982年に初めての三冠王を獲得すると、50本塁打を記録した1985年は打率.367、52本塁打、146打点という成績を残し、2度目の三冠王を獲得した。この年の52本塁打は前述の野村克也に並び、当時のパ・リーグタイ記録であり、現在はパ・リーグ日本人記録となっている。
その翌年にも2年連続となる50本塁打と三冠王を達成。2年連続の50本塁打はNPB史上初の快挙である。その後は50本塁打到達こそなかったが、移籍した中日では2度の本塁打王に輝いた。トレードやFA移籍もあり、ロッテ、中日、巨人、日本ハムの4球団で活躍し、現役20年で歴代6位となる510本ものアーチを描いた。引退後は中日の監督として、日本一になるなど中日の黄金期を築いている。