村上宗隆はホームラン60発打てる? バレンティンがもつシーズン本塁打記録を振り返る
2022/08/03
産経新聞社
8月は驚異的な量産ペース
しかしバレンティンが真価を発揮したのはここから。8月は、驚異的なペースで本塁打を量産し、最終的に18本塁打(内訳:レフト方向6本、センター方向1本、ライト方向1本、左中間方向10本)を記録。シーズン2度目の月間MVPに輝いたのだ。
8月終了時点で、52本塁打を記録したバレンティンは、9月11日の広島戦で55号本塁打を放ち、シーズン最多本塁打記録に並ぶと、迎えた9月15日阪神戦の第1打席に、阪神の先発・榎田大樹から左中間に56号を放ち、シーズン最多本塁打記録を樹立。同日は勢いのままに、第2打席でも2打席連続となる本塁打を放った。
以降も出場を続け、10月4日阪神戦の第1打席で、先発のランディ・メッセンジャーからライトへ弾丸ライナーの本塁打を放ち、シーズン60号本塁打に到達。9、10月では8本塁打(内訳:レフト方向1本、ライト方向1本、左中間方向5本、右中間方向1本)を記録した。
◆バレンティン(2013)のシーズン成績
130試合、打率.330、145安打、60本塁打、131打点、OPS1.234(長打率.779+出塁率.455)