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甲子園とは無縁だった天才6人。聖地未出場ながら高卒ドラフト上位指名でプロ入りした選手たち|全国高校野球選手権大会

2024/08/16

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産経新聞社



佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)

大船渡高校時代の佐々木朗希

投打:右投右打
身長/体重:192㎝/92㎏
生年月日:2001年11月3日
経歴:大船渡高
ドラフト:2019年ドラフト1位
 
 今や日本球界のエースとして君臨する佐々木朗希。“令和の怪物”と呼ばれた佐々木は高校最後の夏、波紋を呼ぶ結末で甲子園出場を逃した。
 
 中学時代から大きな注目を集めていた佐々木は、地元の大船渡高に進学。2年時には157キロを計測する剛速球を武器に、エース格へと成長していった。
 

 
 そして迎えた3年夏、県大会で高校生投手史上最速タイとなる160キロを計測するなど圧巻のピッチングを見せ、チームを決勝進出に導いた。
 
 しかし、準決勝までの4試合で435球を投げていたこともあり、故障予防という監督の判断で決勝戦には登板せず。チームは破れて甲子園出場を逃し、この判断が賛否両論を巻き起こした。
 
 それでもドラフトでは目玉として注目され、4球団競合の末に千葉ロッテマリーンズに入団。年々ステップアップを見せ、2022年には完全試合の偉業達成。WBCでは侍ジャパンの一員として世界一に貢献するなど、球界を代表する投手として名を馳せている。

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