5月末に自力優勝消滅。補強組が機能せずリリーフ陣崩壊のオリックス【2015年通信簿】
シーズン前は大型補強、金子千尋の残留などファンの期待値を上げすぎてしまったオリックスだが、開幕から連敗が続き、最下位だけは逃れたものの5位に終わった。
2015/12/22
うっ憤を晴らす2016年に
【総合1.5点】
後半戦に西武が13連敗したことが影響し、それまで差があった3位以下のチームが団子状態になり、8月25日にはついに開幕から続いていた最下位から脱出した。
監督や選手は「最下位脱出を目標に試合をやっているわけじゃない」と特に反応はなかったが、最下位を免れたので0.5点プラスさせていただいた。
ベンチの項でも書いたが、福良野球の本質は来季から発揮されていく。
福良監督を兄貴分と慕う田口壮二軍監督との連携は春の宮崎キャンプから見られることだろう。
来季のオリックスのスローガン(キャッチコピーではない)は、『呼び起こせ!戦う本能を』――来季は今年のうっ憤を晴らすシーズンに期待したい。