大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



【MLB】知名度は低いが意外な掘り出し物に。ヤクルトからレンジャーズへ移籍のバーネット

14年ぶりのセリーグ制覇に貢献したヤクルトの守護神・バーネットのテキサス・レンジャーズ入りが決まった。来季、ダルビッシュからバーネットへのリレーも見られそうだ。

2015/12/12

text By



MLBへの思い

『SB Nation』の記者、スティーブ・サイパの記事内で、バーネットのコメントが掲載されている。

“When I played baseball in Japan, I focused on that and did my best. But somewhere in the back of my mind, I still thought about the majors.”
日本プロ野球界でプレーしている時、私は常に全力を尽くすことだけを考えてきた。しかし、常に心のどこかに、メジャーリーグへの想いがあった

 バーネット自身は、メジャーリーグの夢を諦めきれなかったようだ。そして同記者は、バーネットの能力をこのように報じている。

“He otherwise throws from a high three-quarters angle, using his trunk well and leaving himself in good fielding position. Barnette threw a low-90s fastball that he could cut and sink, as well as a curveball, a slider, and a changeup.”
バーネットの投球フォームは、やや高めのスリークォーターだ。(投球後も)守備ができるように、体幹をうまく使っている。ストレートは90マイル前半(145~149km/h)で、キレも良いし、良く沈む。カーブ、スライダー、シンカーも良い。

 今シーズン、テキサス・レンジャーズはリリーフ防御率が4.12(リーグ11位)と、安定感に欠いていた。知名度は低いものの、バーネットはコストの安いリリーフ投手として、意外な掘り出し物になる可能性を秘めている。

 エースのダルビッシュが先発し、バーネットがリリーフ登板する、そんな光景が来シーズンは見られるかもしれない。

出典:NBC Sports “Japanese league closer Tony Barnette returns to America, signs with Rangers”byAaron Gleeman Dec.10th

SB Nation“International Free Agent Profile: Tony Barnette”bySteve Sypa Dec.10th

1 2


error: Content is protected !!